2006年01月27日

(by 中澤数人)  田舎レストラン

Environmental Eyes

(by 中澤数人)

 先週の月曜夜、pacoさんがコーディネートされているAIRミーティングに参加しました。その日の内容は、福岡県岡垣町という人口3万人程度の小さな町で、地元の食材を使った田舎レストランが大繁盛しているというVTRを見て、フリーにディスカッションするというもの。ぼくも、「地産地消」とか「地域活性化」に興味があるので、仕事を早く終わらせて、楽しみに出かけました。

 このレストランがある岡垣町も、農家の高齢化が進み、少量多品種の野菜を作る生産者が多いといいます。レストランとしては、地元の食材を使いたくても「量が足りないから使えない」状況にあるのですが、そこでは、それをうまく逆手にとって、メニューをバイキング方式にして、「あるものをいかに料理するか」という発想で経営されていました。季節ごとに料理が異なるので、お客さんにも喜んでもらえるし、また、生産者の側から見ても、「市場に出せないくらいの少量の野菜も買ってもらえる」「規格に合わない野菜もOK」というメリットがあり、とてもいい仕組みだなあと思いました。

 

そのレストランでは、「地域にいまある資源をどうやって生かすか」ということを大事にしているそうです。「無いものねだりから、あるもの探しへ」というのは、地元学のキーワードですが、それを実践されて、しかも産業としても成り立たせている好例でした。

 農業を単独の産業として捉えると、その売り手は都市にならざるを得ない(同じ作物をたいてい近くで作っているので)のですが、カフェやレストランなどと連携して、いかに地域の人に食べてもらえるか、喜んでもらえるかというところに力を入れていけば、地産地消、そして地域の活性化にも繋がるんですね。こういう動きは、今の田舎にはあまりないようなので、これからますます面白いと思います。

この田舎レストランに興味のある方は、こちらをどうぞ。
http://www.nhk.or.jp/miraijin/bangumi/0510/10_07/index.html


中澤数人【e-mail : nkazuto3@yahoo.co.jp】

投稿者 writers 00:58 | コメント (1) | トラックバック (1)

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コメント

こんにちは。
今の日本は都市部に人が集中していますが、本来は人が住みやすい=農業にも適しているんだそうです。でもあまりにも都市化が進んでしまったので、地方から農産物をわざわざ運んでこなければならなくなったという面もあります。それが地産池消を難しくしているんですね。
でも、地方ならまだそれが可能です。どこの地域にも、その土地を愛し、自分の立っている大地からの恵みを食べて生きて生きたいと思う人はいますよね。昨年とりあげた北野屋というレストランもその一例です。

http://kk.kyodo.co.jp/pr/juon/contents/mihara.html

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