2006年02月24日 |
(by まつおっち)技術力と人間力 |
Business Design |
(by まつおっち)
最近、事業を開始して数年経過し、かなり社員数も増えてきた、
組織体制をある程度確立して、社員教育にも本腰を入れよう、
こんな会社さんから社内研修の依頼を受けることが多くなってきました。
こうした案件は、これから一番力を入れていきたい仕事なので、
とてもありがたく思っています。
ただ、クライアント企業の要求水準は高く、その期待にこたえるのは
一筋縄ではありません。逆に言えば、それだけやりがいがあるわけで、
「ようしやってやろうじゃないか!」と燃える闘魂化しています。(笑)
さて・・・企業さんの人材教育ニーズは、
単純化すると次の2つに分けることができます。
・技術力
・人間力
ここでの「技術力」とは、広い意味での技術を指してまして、
平たくいえば実務能力、スキルです。
たとえば、ワード、エクセルの操作力は技術力です。
経理・財務やマーケティングといった知識も技術力に含めていると
考えてください。
私が社員さんの「技術力」アップのためにお役に当てる分野は、
マーケティング、マーケティングリサーチ、Webサイトプロデュースと
いったところ。
あまり説明するまでもないかと思いますが、こうした技術力は
「基本」をお教えるするのはそれほど難しくありません。
ある程度の型、定石があるので、それを理解してもらえば、
実務もそこそここなせるようになります。
つまり、学んだことが即実務に活かしやすい。
目に見える、分かりやすい能力と言えます。
一方、「人間力」とは、同僚や部下にビジョンを示せるとか、
人対人の感情的なトラブルを丸く収めることができるとか、
厳しい状況を耐えて乗り越えることができる、といった、
目に見えない、分かりにくい能力です。
したがって、「人間力」は社員さんに教えるのは簡単ではないし、
学んだことがすぐに実践に反映できるわけでもない。
よく、「わかっていること」と「できること」は別だと言いますが、
技術力は、それほど理解と実践のギャップが大きくありません。
しかし、人間力は、多くの場合修羅場において、つまり
ぎりぎりのところで試されるようなところがあるため、
理解と実践のギャップが大きいのです。
それでも、企業の人材育成ニーズは、
より「人間力」の方にシフトしつつあるように思います。
その背景には、
ひとつには、技術力にかかわるところは
ITによって随分カバーできるようになってきたこと、
またその気になれば、専門能力を持つ外部人材にいくらでも
アウトソースできるようになってきたこと、
もうひとつは、業務内容が高度化したために、
技術力だけでは仕事が回らなくなり、
人間力が業務の成否を握るようになってきたからでしょう。
そんなわけで、私としては、社員の「人間力」を高めたいという
企業ニーズにどうやって応えるか、ずっと考え続けています。
長くなったので、私なりの人間力アップのための教育方法については
別途書きたいと思います。
(by まつおっち)
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■コメント
こんにちはアッキーパパです。(以後、パパ)
技術力と人間力と言う記事が非常に興味を引く内容だったので、投稿をさせて頂きました。
パパは企業に勤めており、二人の部下がいます。
組織としては大きくないので、技術力の部分については、まつおっちさんの言うようにパパとしても、長い目で部下の面倒をみており、本当に忙しい時などはアウトソーシングしてしまう等の方法を取っております。
今、問題を感じているのは人間力の部分です。
部下の人間力の開発についてもそうなのですが、上司であるパパ自身の人間力が発展途上であるという部分です。
パパは転職組みで、今の会社を含め正社員としては二社目、途中自営を心見たこともあります。
まつおっちさんの言わんとしていることとマッチしているかどうかは分かりませんが、人間力の難しさを感じております。
今、パパは10年後20年後に何をやっているかと言うより、この一生でどういう風に生きていこうかと言う事を模索中です。
最近ブログを立ち上げて、自分の経験を話したり、趣味・興味を紹介したりして、自分はどこにたどり着きたいのかと言う事を行っております。
(別にブログで発表することではないことかも知れませんが、自身を第三者として見つめる為にやっています。)
再認識することにより、今後は自分らしい生き方をしたいと言うのが目的ですが、ある意味ここのサイトで言うところの『ライフデザイン』に当てはまるのかも知れません。
また、ちょっとずるい考え方かも知れませんが、今の仕事をしながら、本来の自分を確立して行く末は、見つけた目的・目標で収入を得て生活が出来ればよいと考えております。
この考え方になったのは、自営で数ヶ月暮らしてみて、行きこんでやってみたが、何とかならなかった事や、目的がはっきりしてないのに転職しても、前職と同じことで悩んだりの繰り返しになったからです。
今回投稿したくなったのは、パパはどうやらこの人間力の部分で、悩んでいるような気がしたからです。
長々と語ってしまいましたが、何かコメントが頂ければと思い投稿いたました。
※ブログというものをいまだに良く理解できてないので、相談事のような質問をしても良いのか迷いましたが、こういう投稿をしてもよければ、定期的に投稿させて頂きます。
投稿者: アッキーパパ | 2006年2月24日 23:02
アッキーパパさん、こんにちは。
松尾です。
コメントありがとうございました。
感想でも、相談事でも、なんでも上記のような感じでコメントお願いしますね。大歓迎です。
さて、人間力で悩んでいらっしゃるんですね。
私も日々悩んでおります。(笑)
私が思うに、人間力とは、仕事に限定されるわけではなく、人生をよりよく生きるための能力であり、「人生力」といってもいいほどでしょう。(おおげさですが)
技術力は、仕事によって求められるのが違いますし、適性がなければ、仕事を変わればよい。
でも、人間力は、家族内や地域内、とにかく社会生活を営んでいる限り必要とされますから逃げ場がない。
ただ、人間力は、一生かけて伸ばすものでしょう。
肉体的な成長は20歳くらいで止まりますが、人間力のような精神的な成長は、いつまでたっても未熟なまま。
何歳になっても、私たちは人間力の不足でたくさんの失敗をし続けます。
だから、人間力で悩むのはごく自然なことだと考えた方がいいと思います。そして、人間力を磨くことにもへたに焦ったりしないで、毎日少しずつ、内省をしながら改善する努力を怠らない。
それでいいんだと思います。
投稿者: 松尾順 | 2006年2月25日 10:16