2006年03月07日 |
(by 中澤数人) 「引越し」と「旧暦」のはなし |
Environmental Eyes |
(by 中澤数人)
昨日から会社を休職しています。ありがたいことに、7月中旬までの約4ヶ月間、休職をいただきくことが出来ました。それで早速、今日から群馬の方に引越しして、農的な暮らしを始めようと思っています。まあ、週末には東京に帰ってくるので、「プチ農的な暮らし」という感じです。当面は、食器や布団など、必要最小限の生活道具で、なるべくシンプルな生活にしようと思います。どうしようか迷いましたが、ストーブも必要なしとしました。もっともこれは、シンプルな暮らしを求めて、というよりは、時期的に、新しく買うのがもったいないからですが(笑)。
「旧暦」では、ちょうど昨日から「啓蟄(けいちつ)」という季節に入りました。「地中に巣ごもりしていた虫たちが動き始めるころ」、という意味です。もう、春はすぐそこという感じがしますね。
「旧暦」について、簡単に説明しますと、明治より前の時代では、人々は「旧暦」、つまり「太陰太陽暦」をベースに生活をしていました。これは、月の運行をベースにした太陰暦の不都合を補うために、太陽暦の要素を付け加えたという暦です。(現在、日本では、グレゴリオ暦と呼ばれる太陽暦が採用されています。)
「旧暦」では、1年を二十四の期間(約15日)に分けています。それを「二十四節気」と呼びます。おそらく「春分」や「立秋」など、何かしら耳にしたことがあると思います。「啓蟄」もその1つなのですが、僕も、虫たちとちょうど同じタイミングでごそごそと動き始めることになりました(笑)。まあ、春・夏野菜の種まきが、だいたい今頃に行うので、虫たちの動きとだいたい一緒になるんですね。
ちなみに「旧暦」には、1つの「節気」をさらに3つに分けた「七十二候」というのもあります。つまり、旧暦には約5日ごとに季節の呼び名があり、それが季節の移り変わりを感じるのに、とても手助けになります。
「七十二候」では、3月6日〜10日までが「巣篭もりの虫 戸を開く」、11日〜15日までが「桃 始めて笑う」、16日〜20日までが「菜虫 蝶と化す」となるようです。(日付は、毎年異なるので、ご注意を)
こうしてみると、昔の人は、まさに自然と一緒に暮らしていたんだなあと思います。僕も、出来るだけ季節を意識した暮らしをしようと思います
中澤数人【e-mail : nkazuto3@yahoo.co.jp】
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■コメント
「七十二候」というのは、初めて聞きました。そうなんですね。僕は一時、ぼけっとして毎日窓から、家の前の道路ばかり見ていたときがあるのですが、こうやって毎日同じ場所をぼっと見ていると、1週間で日差しや風が変わるのを感じることができました。実家にいるころだったので、練馬の住宅街の、6メートルの明日ファ留どうを見ていただけなんですけど。
日本の気候は、実際、5日とか7日とか、そういう単位で変っていくんでしょうね。
ちなみに、六兼屋では昨年秋に植えたクロッカスが咲き始めたようです(僕がいないうちに友人が見に行ってくれました)。今年は気温が低めで雨が多いなど、ふだんの年とは違いますが、いつも変らない日照(日の出日の入り)を知っているのでしょうね。
投稿者: paco@知恵市場 | 2006年03月13日 10:39