2006年03月28日 |
(by 塩手勝久)可視化することの重要性 |
Business Design |
今日は調理場で使う洗剤についてとあるメーカーと打合せしてきました。打合せのテーマには環境配慮型洗剤とかもあったのですが、今急ぎの課題として「食品衛生教育プログラム」作りがあり、その材料探しがより重要でした。座学と実体験の組合せで考えているのですが、「食品衛生教育」では「手洗いが基本中の基本」になります。
その「手洗い研修」の部分で、対象者にどれだけ危機感を持ってもらえるかが重要な達成要件です。そのためには、問題を可視化することが重要です。(数値化もその一つ) 今回の選択肢として2つ考えていて、「数値化」と「ほんとに目でみる可視化」の2つを検討していました。数値化に関しては、ATP測定というものが汚染度測定に使われいてそれを当社でも実際に活用し始めてます(右写真)。これは、拭き取り試薬で対象物を拭き取ると測定器で10秒後に「数値で!」分かるもので、スタッフの意識変化にすごく効果的であることがすでに実証できています。
ただ、こと手洗い研修に絞るとなるなかなか難しい問題があるのです。詳細を書くとそれだけで大変なので、かいつまんで説明するとこの測定器の場合は手荒れがあったりするとうまく汚れだけを数値化できなくなってしまう難点があるということです。対象者をうまく除外すると問題はなくなるのですが、「誰でもできる教育プログラム」としては複雑になってしまいます。
そこでもう一つの選択肢「ほんとに目で見る可視化」の方を本日確認してきました。これは、手洗いチェッカーというもので、手に蛍光塗料を塗って、普段通りに手を洗い、紫外線ライトで蛍光塗料がまんべんなく落ちたかどうかを確認する単純な仕組みです。しかし、実際にやってみると「こんなに汚れが落ちていない!」「こんなところが特に残ってる!」というのが、ほんとによく分かって実際にショックでした(^^; 実体験で危機意識を持たせるのが意図なので、これはピッタリ!と確認できました。小学校の教育でも使われているらしく、単純な仕組みながらはっきりと問題を自覚できるよい意仕組みだと実感できました。
値段もリーズナブルなので、早速研修プログラムにはこれを活用したものを考えることにしました。
------------------------------+
塩手勝久 (株)星野リゾート
環境マネジメント/HACCP担当
zero@hoshinoresort.com
「星野リゾートの環境への取組み」
+-----------------------------
■トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.chieichiba.net/mt/mt-tb.cgi/290


