2006年03月05日 |
(by nana) うつの体感感覚?その1 |
Life Design |
(by nana) いざ、ブログを書こうとしたら、何から書いたらいいか分からなくなってきたので(^_^;)
まずは、うつってどんな感覚?というのを書いていこうと思います。
私が明らかに「うつ状態」になったのは、2002年の2月です。
アメリカ人のシニアマネジメントの人にプレゼンをしなければならなかった時がありました。
新しいVice presidentの人で、米国のトップのビジネススクールを出た人とのこと。
アメリカでもマーケティングカンパニーとして有名な所を渡り歩いた経歴を聞いていました。
しかも日本法人の社長(外国人)によると、かなりタフな人とのこと。
新商品担当者の私は、発売を半年後に控えて、商品の概略やらマーケティング戦略やらを
英語でプレゼンしなければいけなかったんですね。
ホント、ビビッて、頭真っ白になって本当にひどいプレゼンになってしまいました。
手が震える、歯がガチガチいうっていう緊張状態を生まれて初めて経験しました。。。。
会議室を出てきた私をみた先輩が「幽霊みたいな顔してたよー」と言っていました。
その直後です。うつになったのは。
調子が悪くて、タクシーで帰りました。
カラダが半分機能停止になっている感じ。心も半分機能停止している。
自分のカラダが半分自分の物でない感じ。
その前から、うつ状態には気づいていましたが、
その状態をきっかけにして、「あ、私、かなりやばい」と自覚しました。
認めたくなかったですが、その前からかなり典型的なうつ症状が出ていました。
よくものの本に書いてある「うつの症状」っていうと、
・疲れやすい
・日常のちょっとしたことがなかなかできない
・精神的に不安的になる(涙もろくなる)
・自分を責める
などなど。
特に、日常のちょっとしたことがなかなかできない、というのは今から考えるとかなりキツかったです。
朝起きて会社に行くのだけで1日のエネルギーを使い果たす、って感じです。
治った今でも、忙しい時はそんな気持ちになるもんですが、そんな比ではない感じ。
歯を磨く・髪の毛を整えるといった動作が、オリンピックで金メダルとるくらい大変に感じるんです。
私にはとうていできない・・・などと思ってしまうような感じ。
そこを「頑張れ!」などと本気で自分を励ましながらなんとか取り掛かるって感じですね。
カラダも、腰の周りにオモリがいっぱいぶら下がっているのでは?と思うほど重い。
そんな状態でありながら、うつだとは認めたくなくて、「単にストレスで疲れているだけだ」と思うようにしていました。
今から考えると、自分のやりたかったことを全身全霊でやっているのに「うつ」になるっていうのが認められなかったのかもしれません。夢に向かって頑張るって、普通ポジティブに頑張れそうな気がしますし・・・
でも、いくら夢に向かっていても、自分のキャパ以上のことを詰め込むと、心と体が悲鳴を上げるっていうことなんですよね。
・・・というわけで、他にも、いろいろうつ特有の体感感覚があるので、続きはまた次回。
(by Nana)
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■コメント
私の姉は今うつになって数年経ちます。
姉には子供が2人いるので、その子達が心配です。
あまりその姉と接触することはないのですが、
妹として何か協力できるでしょうか。
見守るのが一番なのでしょうか。
Nanaさんのブログを参考にさせていただきます。
投稿者: haru | 2006年3月 9日 23:29
はじめましてnanaさん。
私も軽うつ(自律神経失調症)経験者です(只今格闘中ですが)。
私の場合は自分のコンディションに気付いてやるゆとりがなくて、地下に水がしみていくように症状が進み、ある時突然、湧水のようにあふれ出し、あっという間にうつの世界に落ち込んで行きました。
朝の支度がオリンピックという感覚が、すごくよく分かります。
今は少しずつですが復調基調にあるので、多分、nanaさんの後を追いかけているような感じだと思います。
これからも読みに来させていただきます。
haruさんへ
ひとりひとり症状も、回復過程も様々なので、一概には言えないのですが、もしご参考になるのでしたら…。
うつの時は、話をしたり誰かに側にいて欲しい時なのに自分から連絡したりアクションしたりする力がない時がありました。(居留守もしばしば)
すごく何かにつけて、ありとあらゆることで自分を責めてしまうので、「それが病気だから、そのままのあなたにおつきあいするよ」と母に言われて救われました。
「妹として何か協力をできるだろうか」と思ってもらえているharuさんのお姉さまは幸せな方だと思います。
うつはサポートする側も下手するとミイラ取りになってしまうので、気負いすぎることなく、でも正しい知識を持って向かい合うことが大切だと思います。
haruさんのご健闘をお祈りします。
投稿者: asuka | 2006年3月13日 14:31
3月に行った海外旅行前後のバタバタでコメントのお返事が遅くなりました。
haruさん、私の個人的な経験だけでいうと、
最低限の接し方のルールを守って、あとは普通にしてる、ていうのが一番本人には気が楽だと思います。
最低限のルールは専門書には必ず書いてありますが、私が経験から大切と思うのは、
・「頑張れ!」と励まさない
・波のようにやってくる回復のサイクルをじっと見守る
治ったように見えたり、また落ち込んだり、、というサイクルをたどってよくなる場合が多いようです。
一時的によくなったようにみえても、周りが手放しで喜んだりしないことが大切。波の底辺がまた来た時に本人が罪悪感を感じてしまいますから。
普通にしてる、っていうのがなかなか難しいですが、
うつ病の人特有の罪悪感の強さを理解しつつ、「長い人生こんなときもあるさ」くらいなスタンスを取るって感じでしょうか。家族がサポートしよう!って面と向かって気負わない方がいい感じがします。家族が自分のせいで振り回されている、と感じるとさらに罪悪感を感じてしまいますしね(^_^) お子さんがいる場合など、さらに罪悪感を感じていらっしゃるでしょうから、それを緩和できるようなことをさりげなく言ってみるとよいかもしれませんね。
基本的な接し方のルールは専門家の本に必ず書いてありますので確認してみてくださいね。
投稿者: nana | 2006年4月 4日 23:09
asukaさんコメントありがとうございます。
あせらず行きましょうね。お互い。(^_^)
新しいエントリーにも書きましたが、うつのお陰で自分のいろんな面を発見できることも沢山あるし。
少なくとも、調子の悪い人のままならないつらさを理解できるだけでも、ちょっとは人間として深みが増すかもしれませんしね(^_^)
投稿者: nana | 2006年4月 4日 23:14