2006年04月10日

(by 塩手勝久)変革[7] 変革は起こすより定着が難しい(3)

Business Design

ZERO1.JPG その2からの続きです。前回は5人のリーダーによる「変革推進チーム」を作るというところまでお話しました。実は、すでにうれしい結果が出ているのでそれをご紹介します。4/5に各部署代表メンバー(これも原則立候補)による環境プロジェクトのキックオフミーティングを開催したのです。

 そこでの最初の重要な議題は、全社の「変革推進チーム」を立候補で決めるということでした。これまでも話をしてきた通り、環境という分野は特に自ら使命感を持ったスタッフでないと様々なハードルを越えることができないし、継続が難しい分野です。「常時意識させる仕組み作り」よりも、放っておいても「常時意識している人を配置する」方が機能するというのが私の考えです。


■変革推進チームの発足!

 変革推進チームは、5人で1チームです。これは前回も書きましたが、環境分野は広すぎて1人ではカバーしきれいないこと、ホテルの環境分野は5つに分けることができること、チームの方が障害を乗り越えやすいことを考慮してのことです。

 さて、キックオフミーティングでのことですが、26部署から代表メンバーが26人集合しての開催でした。軽井沢には、「星のや 軽井沢」「ホテルブレストンコート」の2つの施設があるため、それぞれの施設に責任を持たせるため、2チームに分けて計10人の立候補を募りました。

 事前にいろいろ情報を流したり、ミーティングの最初にビジュアルで危機意識を高めたりしましたが、いざ立候補を募る段階では正直不安でした。誰も手を挙げなかったらどうしよう・・という不安です(^^;

 しかし、それは杞憂に終わりました!最初に手を挙げたのは、入社2年目のスタッフで、その後どんどん手が上がり8つのポジションまで立候補で決めることができたのです。そして、全体の半分の5名を入社2年目のスタッフが占めるという結果となりました。これは新卒入社のスタッフほど環境志向が強いことの証だし、そういう機会を求めているという推察通りでもありました。

 どのスタッフという枠組みを設けずやる気重視で考えていましたが、ここまで立候補があるとは思っておらず、ほんとうにホッとしました(笑)
 
 ただ現状は体制ができただけの話であり、結果を出さねばこのチームが崩壊してしまいますので、そのサポートに注力していかねばなりません。繰り返しますが、新しいチャレンジは当初はいろいろと問題が出てくるもので、これからが正念場なのです。とはいえ3年ぐらいでうまく変革を定着させる仕組みへ進化させていくつもりです。

 また続きを書いていきます。

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  塩手勝久  (株)星野リゾート
    環境マネジメント担当
   zero@hoshinoresort.com
 「星野リゾートの環境への取組み
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投稿者 writers 23:02 | コメント (2) | トラックバック (0)

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コメント

2年目社員を中心に、というのがとてもすばらしいですね。僕も、そのぐらいの人たちが今いちばん現場で活躍できる状況にあることを実感しています。
そのうえの、30代のマネジャーが、以下に彼らをリードできるか。そういう点でも、塩手さんのポジションはとてもすばらしい。
「常時意識させる仕組み作り」よりも、放っておいても「常時意識している人を配置する」方が機能する」という言葉は、実に鋭い!

pacoさんかお褒めの言葉を頂き、ちょっとうれしいですね!(^-^) 課題が多くあるので、一緒に楽しみながらサポートしていきたいと思ってます。 というかエネルギーを分けてもらえると自分もがんばれますから!

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