2006年04月04日 |
(by take)治安と安心感 |
Global Eyes |
(by take)最近のニュースを見ていると、日本は本当に胸が痛くなる事件が多いと感じます。小学生をマンションから投げ落とした犯人は、妻や子供を持つ「ごく普通の人」だと思われていました。何故、親としての立場にある人が、簡単に残忍な犯行に及ぶのか、理解に苦しみます。
観光客の質問で、多いのが「セブの治安はどうですか?」という話です。警備員が銃を携帯しているので、見た目は物騒なのです。でも僕の答えは「観光で成り立っている町なので、フィリピンの中ではとても平和な町です。」と正直に話しています。
セブは平和だとも言えるのですが、一方では毎日乗り合いバスジプニーではスリが横行していますし、僕自身も白昼にホールドアップに遭い、携帯電話を取られました。
又、市内で覚醒剤の密造工場が摘発された後も、ダウンタウンでは売買が続いていますし、売春もなかなか無くなりません。
これだけ書けば「セブって、やっぱり危険な町なのね!」と言われそうですが、ここに住んでいる僕にとっては、今の日本の方が怖く感じます。何故でしょうか?
僕が考える理由は、日本の犯罪の方が「防ぎようのない犯罪」が多いと感じるからです。
セブでの犯罪の多くは、ダウンタウンやショッピングモールでのひったくりやスリです。そして凶悪な殺人などは、多くが「怨恨」によるものです。
ただ、本当に些細な理由で犯罪が起きる場合もあります。よく聞くのがカラオケで「歌が下手だと、みんなの前で馬鹿にされた。」という理由から「カッ」となって、笑った相手を刺し殺した事件などです。(毎月のように同じような事件が発生しています。)やっぱり、日本人にとって「そんな些細な理由で殺されて、怖い国だよね。」となりそうですよね。歌の練習も必要です(笑)
でもこれは、プライドが高い人が多い国民性を理解していれば、出来るだけ相手の良いところから表現するなどで、簡単に防げます。実際に「本当に余計な一言」が多くて、要らぬ反感を買う人も「犯罪被害者」の中に多く見受けられる様に感じます。
又、万が一犯罪に巻き込まれそうになった時にも、例え見知らぬ人でも、身近な人に助けを求めれば、何かしら手を貸してくれそうな感じも「いざ」という時の安心感に繋がっています。
つまり「カッ」となる国民性で、短絡的に殺人となっても、殺される側に理由がある場合が多いのです。そしてお節介な人は、困っていそうな人を見つけては「どうしたのだ?」と聞いてくるのです。
最近の日本の犯罪は「殺してみたかった」とか「誰でもよかった」など、犯罪に巻き込まれる側に、理由がない場合が多くあるように感じます。又、普段は温厚に見える人が、凶悪犯罪を引き起こしている場合もあります。これでは本当に防ぐ方法がありませんよね。そして隣人同士の関係が希薄な日本では、犯罪被害者に対しても「巻き込まれる事」を懸念して、助けてくれる人が少なそうに感じます。
しかし犯罪検挙となれば、話は逆転してしまいます。日本はやっぱり検挙率が高いと思います。フィリピンは「スリ」や「ひったくり」などの軽犯罪の被害にあえば、盗まれたものは、まず戻ってきません。警察も「本当に捜査しているの?」と感じます。それどころか警察官の汚職、職権乱用も多くて「金がものを言う」世界が、健在しています。
どこに住もうが、その国が安全であって欲しい気持ちは変わりません。特に親が子供の安全を祈る気持ちは、新米パパになる私も一番共感できる所です。隣人との関係をより良く保ち、「災い」が降りかからないように用心深く過ごすことも大切かもしれませんね。(by take)
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