2007年04月14日 |
(by まつおっち)キャリアデザインにおける学び続けることの意味 |
Business Design |
(by まつおっち)
私は現在、熊本大学大学院(修士課程)の学生です。この4月に2年次に上がりました。
今年度は「修士論文」を書かねばなりません。
これはまったくの未体験ゾーンでして、どんな展開になるのか予想もつきません。
本大学院(社会文化科学研究科 教授システム学専攻)の講義はすべてネット上で
開講されています。つまり、eラーニングで学べるわけです。
それでも、働きながらの勉強は大変で、ひいひい言いながら課題に取り組んでいます。
さて、私が40歳過ぎで大学院に入学した詳しい理由は別の機会にお話しするとして、
その根底には、社会人になっても、また何歳になっても「学び続けること」が、
自分のキャリアにおいてとても重要だと自覚していることがあります。
なぜ、「学び続けること」が重要なんでしょうか?
私は次のように考えています。
そもそものお話になってしまいますが、「仕事の本質」はなんだかわかりますか。
それは、「仕事を通じて社会に貢献すること」だと思います。
「社会に貢献」というのは理想論的な言い方に聞こえるかもしれません。
しかし、そうじゃないんです。
「仕事を通じた社会貢献」をもっと噛み砕いて言うと、仕事を通じて、
他人が「必要としている何か」を提供してあげることです。
たとえば、人は生きるために、食べ物を必要としていますよね。
ですから、米や野菜などを作っている農家の人や、魚を釣っている漁師はもちろんのこと、
いわゆる「加工食品」を製造している食品メーカーも、食品を提供するという仕事を通じて
社会に貢献しているということになります。
こう考えると、「仕事を通じた社会貢献」というのは、
理想論でも、きれいごとを言っているわけでもないことがおわかりいただけると思います。
ただ、若いうちは、とにかく金儲けしたい、自分の好きなことがやりたいという気持ちばかりが強く、
仕事を通じて社会に貢献するという感覚は薄いものです。これはまあ仕方がないことでしょう。
私も若いころはあまりピンときませんでした。
でも、ある程度キャリアを積んでくると、「金を稼ぐこと」以上に、「社会貢献」が
大切だと考えるようになってきます。
この「仕事を通じた社会貢献」ができているかどうかを、
よりわかりやすい質問に言い換えるなら、
「自分の仕事は、社会にとって役に立っているのだろうか?」
「自分の仕事は、社会にとって(存在する)価値や意味があるのだろうか?」
となります。
そして、こうした質問にイエスと答えられるかどうかが、
仕事のやりがいや生きがいにも大きく関わってくるのです。
さて社会貢献、すなわち仕事を通じて、他人が「必要としている何か」を提供することが大切だ
とするなら、あなたには、「必要としている何か」を提供できるだけの能力・スキルを習得し、
経験を積むことが必要ですよね。
学校とはその準備段階にあたります。
学校で学んださまざまな学問は、他人が「必要としている何か」を提供するための基礎作りに
役立ちますが、やはり実際に社会人として働く中で、本当の意味での能力やスキルを学んで
いかなければならないのです。
「本当の意味」というのは、能力やスキルは、他人にとって「役にたつ何か」を生み出すことに
つながらってこそ価値を持つということです。
しかし、忘れてはいけないことがあります。
それは、他人が「必要としている何か」は、時間がたつにつれて変化していくということです。
昔は必要とされていたけれど、今は必要とされなくなったモノ、いわゆる時代遅れになったモノ
はたくさんありますよね。
同様に、あなたが今持っている能力、スキルもいつか時代遅れになるかもしれません。
能力・スキルの種類によっては、あまり古くならないで長持ちするものもありますが、
多くの場合、「その能力やスキルは今は必要とされていません」と言われてしまう日が
くる可能性の方が高いのです。
だからこそ、将来に通用する能力・スキルを身につけるために、
常に「学び続けること」が大事になってくるのです。
キャリアデザインの実現を支えるもの、それは、「学び続けること」だと私は確信しています。
(by まつおっち)
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