2007年10月06日 |
(by paco)エコ・エグゼクティブ講座(AIRミーティング→リニュアル) |
Environmental Eyes |
(by paco)環境リレーションズ研究所(er)でやってきたAIRミーティングですが、大幅にリニュアルすることにしました。これまでは、エコのついての気軽なおしゃべり会という幹事でやってきたのですが、これからは「エコ・エグゼクティブ講座」と銘打って、環境問題を解決するエグゼクティブの育成を目的に、びしばし鍛えていきます、なんちゃって。
エコ・エグゼクティブ、略してエコエグって言いにくいなあ、というのは何かというと、環境問題を解決するための仕組みを戦略的に発案し、それを実行に移して、結果の出せる人。CEO(=Chief Environmental Officer)といってもいいかも。
これまで環境についていろいろかかわってきて感じたのは、環境の専門家といわれる人の多くがとても狭い専門分野のことしか知らない、または知っていても発言したり行動しようとしないという点です。環境問題の解決に必要なのは、むしろ個々の領域の理解は浅くても、それをうまく組み合わせて、実際にアクションにつなげる発想ができ、またそれを現実的な人や組織のつながりに落とす方法を発案して、人を動かせる人が必要です。
コンセプチュアルなところから、泥臭い実行部分まで関われて、時に現場で汗もかくけれど、基本的には大きな流れがきちんとつながっていることを重視してものごとを進める視点を持っている人が、エコエグ、ということになります。
10月から、月1回、エコエグの役割とは何か、具体的な事例に則してレクチャーしつつ、集まったメンバーと知恵を寄せ合ってさらに具体的なプランにまで落とし込む可能性を模索したいと思います。
この講座は、もともと、erの若いスタッフ向けの「社内」教育として考えてました。ですから、erのスタッフ3人は原則参加。そのうえで、「社外」の人にもどんどん加わってもらって、僕が考えるエコエグとは何か、しっかり伝えていきたいと思います。
ちなみに、エコエグは「エコ」をもう少し社会的なところまで広げれば、「社会的起業家」(ソーシャルアントレプレナー)と考えることができるし、実際あまり境界はありません。また、事業に注目すれば、環境分野でベンチャーを興す、という見方もできますが、まあ環境分野なので、ベンチャーキャピタリストが喜ぶほどの収益性をめざすのは難しいかもしれません(そこそこの利益を上げることは当然めざす必要がありますが)。実行に移すために行政の政策が大きな役割を果たすプランの場合は、「環境政策」の立案と実行という意味が強くなり、それが地域限定になるなら、自治体の環境政策立案や地域活性化、街づくりという側面も強くなるでしょう。
●今回の対象者としては、
・環境NPOで環境問題の解決のために活躍したい人
・企業で環境経営を実践するためのヒントがほしい人
・環境や社会的なテーマで起業したい人
・大事なものことがなぜ解決されないのか、気になっている人
・論理思考を実践的に使ってみたい人
●参加の心構え
いずれのテーマについても、環境についての基礎知識がある程度あることを前提に進めますが、知識がなくても参加できます。質問してください。それ以上に、論理思考の基本的なメソッドを多用します。イシュー、因果関係、ロジックツリー、ピラミッドストラクチャーなどは基礎的な力として使いますが、論理思考の勉強ではないので、「しっかり考えよう」という心構えさえあれば大丈夫です。
ということで、「エコ・エグゼクティブ講座」の開催予定と予定するテーマです。
●場所/時間
場所がわかりにくいので、必ず地図を確認してきてください。
時間:19:00〜21:00
●今後の予定
以下の通り。
〜都合により、日程/テーマが変更になる場合があります。その場合は、ブ
ログ、メールでのご案内します。案内メールを希望されるかたは、その旨paco@suizockanbunko.comまで。
■2007.10
2007年10月19日(金) 19:00〜21:00
「クルマからのCO2排出を削減するには?」
手始めに、温暖化防止の「運輸部門」の排出削減の方法について考えてみましょう。「運輸部門」の中に、具体的にどのような排出源があり、どのように削減することができるのか、分野ごとに分け(ロジックツリー)、削減の方法(メカニズム)を考えます。クルマは贅沢品ではありません。必要で使っている人が多いのですが、必要だからこそ、削減しにくい。どのようにアプローチすればいいのでしょうか?
■2007.11
2007年11月08日(木) 19:00〜21:00
「家庭からのCO2排出を削減するには?」
運輸部門と並んで、家庭部門はCO2排出が大幅に伸びているセクターです。家庭から、どのようにCO2が排出されているのか、削減可能な場所はどこか、そのメカニズムは?というように、問題分析から解決策を考えます。この分野で重要なのは、マーケティングや広告、コミュニケーションです。
■2007.12←エコプロ展参加のため、急遽中止になりました
「CO2削減のフレームワーク」
環境問題のような大きなテーマに取り組むためには、全体像をとらえ、全体から部分へと分解していくアプローチが重要です。「バイオ燃料」「植林」など、小さな解決策ばかり目が行きがちですが、まず全体観を描き、そこに具体的なソリューションを配置していくという視点がないと、なんのために何をやっているのかわからなくなったり、似たようなことばかりが繰り返されたりと、効果が上がりません。フレームワークをつくる重要性と、どのようにつくればいいのか、その考え方を学びます。
■2008.01
2008年01月17日(木) 19:00〜21:00
「原発をどう扱っていけばいいか?」
原発は環境にいいのでしょうか、悪いのでしょうか。原発を使い続ける問題点や、使わない問題点、など、我々は原発をどのように扱っていけばいいのか、その切り口とメカニズムを考えます。
■2008.02
2008年02月08日(金) 19:00〜21:00
「太陽のエネルギーをどう使うか?」
自然エネルギーの代表格といえば、太陽エネルギー。無尽蔵で豊富ですが、なかなか扱いにくいエネルギーでもあります。太陽エネルギーを使いこなすための視点を考えます。
■2008.03
2008年03月07日(金) 19:00〜21:00
「CO2排出の少ない都市の構造をつくるには?」
21世紀、人類の半分以上が都市に暮らすようになりました。人間が都市に暮らすことは環境にメリットがあるのか、ないのか。というより、メリットがあるような都市にする必要があると考えるべきですが、ではどのような都市なら環境によいのでしょうか?
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