2008年02月23日 |
(by 塩手勝久)チームの生産性向上のために?![2] |
Business Design |
前回、「チームの生産性向上のためには?」で、5つの業務課題のフェーズから考えるという点まで書きました。
課題が1つではなく5つある一方で、4名のチームメンバーの変更もできないという点が制約条件ですが、課題が5つあるからこそ4名の適性に合わせた配置が可能になる!ということができました。
1つの課題に対するチームの生産性向上とは視点が異なりますが、5つの課題に対する4名チームの生産性の最大化へチャレンジすることにしたのです(^^;
要は、長所を生かした業務担当制ということで考え方は単純です。ただそうはいってもどう組み合わせると最適化するのか?という判断基準がないと検証ができないので、そこをしっかりと定めて実施したかったのです。
ポイントは、業務課題のフェーズと本人の適性に合わせて考えることです。現状の5つの課題はそれぞれ課題A〜Eとすると以下のようになります。
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(1)市場創造
(2)市場拡大 ---課題A,B,C
(3)市場改善 ---課題D,E
(4)市場維持
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■前提条件として
私自身は全体最適化のためのフォローに集中できるように、個別の担当を抱えません。自分だけである課題を抱えてしまうと、チームメンバーとの密なコミュニケーションに時間が割けなくなり、結果として生産性が落ちるという考えからです。
ただ実際はどうしても個別に抱えないといけない課題も出てきます。そういうものは(1)の業務が多いので、早く形にしてチームメンバーの課題に変えます。そうすることで、フォローのコミュニケーションに集中できる状態を維持できるからです。
■役割分担の考え方
上記の前提条件から、私以外の3名で5つの課題を割り振ることを考えねばなりません・・(^^;
チームメンバーの適正を見るために何をしているかと言えば「面談」です。コンピテンシー面談を実施して、「過去何をやってきたのか?」「どういう役割を果たしたのか?」「直面した危機に対するアクションとその理由は?」などを細かく聞き出します。
実は3名のうち2名が、昨年12月に配属されたばかりの入社1年目でジョブローテーション中のスタッフです。そのため、どういう適性があるかは全く分かりません・・ そこで、配属直後の研修ディスカッションと個人面談によって、はじめにしっかり適性を掴んで役割を考える必要がありました。
同時に本による適性評価を図にしたものが一番上にあるものです。面談でのヒアリング詳細とこの結果を参考に、向いている課題(A-E)をイメージしていきます。
その結果、大きく2つの適性に分かれました。フェーズでいえば、「(2)市場拡大--課題A,B,C」「(3)市場改善--課題D,E」です。といっても私もいれて(2)に適性があるのが3名、(3)に適性があるのが1名ということでした。(最初の図の3つが似通っていることが分かると思います)
いずれにしても適性のある業務課題を振っている状態であることが確認できたので、あとは本人の希望、キャリアビジョンと整合性を極力とりながら課題の割り振りを行いました。
これがどうなったか?についてはまた次回!
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(株)星野リゾート グループECO-HACCP
ユニットディレクター 塩手勝久
〒389-0195長野県軽井沢町星野
zero@hoshinoresort.com
http://www.hoshinoresort.com/
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ECO =Environmental Management System
HACCP=Hazard Analysis and Critical Control Point
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