2008年03月30日 |
(by stky16)エンタメの役割 |
Life Design |
(by stky16)
この度、ライターに加わりましたstky16です。pacoさんからも紹介がありましたとおり、エンタメ系を扱った内容を書いていきたいと思っています。
とはいえ、自分自身がその業界にいるわけではないので、エンタメの現場にまつわる話をお伝えすることは無いです(たまに、知り合いから見聞きしたことを書く機会はあるかもしれません)。受け手の目線で、エンタメの価値や捉え方を考えていきたいと思います。
そこで、まず、このblogに取り組むにあたっての考えを整理してみたいと思います。
■エンタメの意義
僕が知恵市場でライターとなるにあたって、「エンタメ系」を選んだのは「エンタメ系がQOLにとって大事なもの」と感じているところからきています。自分にとって、ひとつの支えになっていると言ってもいいかもしれません。
エンタメの価値は「人の内面をさまざまな強弱で揺さぶる」ところにあると感じています。揺さぶり方も「なんかこそばゆいと感じる程度のくすぐり」だったり、「人生観を変えるような衝撃を与えたり」、やり方や力加減もたくさんのものがあります。必ずしもポジティブなものではないかと思いますが、いずれも「生きていくためのエネルギーにつながるもの」だと思っています。
■エンタメがエネルギーとなるには
では、エンタメは鑑賞者にとってどういう形でエネルギーになるのでしょうか。僕が受け止めるときを思い返すと、大きく3種類あると思います。
・反動
ネガティブな状態にあるとき、エンタメに触れることで症状(や原因)を吹き飛ばす。
ストレスの発散や落ち込みの解消といった感覚です。接するエンタメの種類によって、カラダを動かして忘れる的なことや、ヤケ酒的なこともあるでしょう。
・共感
自分の中にある「エネルギーの源」に対して働きかけて、それを大きく膨らませる。膨らませること自体がエネルギーになるときと、それによって次の一歩へのエネルギーになるときがあると思います。
前者は「喜びや楽しみを倍増させる」もの。たとえば、子供ができたときに、家族愛をテーマにした作品をみるとか。今自分がかみ締めている喜びを、「そうそう、これこれ」とばかりに、さらに盛り上げる。それによって、さらに現実でも喜びにつながる行動をとる、好循環をつくれるようになる。
後者は「区切りをつけることにつなげる」もの。前者とは逆に、大事な人を失ったときとか、ふさぎこんでいるときに、その思いや感情をさらに高めるもの。ネガティブな状態が増してしまうこともあるかもしれませんが、一定度合いを超えると「吹っ切る」ことに切り替えるきっかけにつながると思います。
・光明
今までに無い価値観・考え方や、迷っている状態に答え(につながるもの)を手にする。極端にいうと「夢を抱いた」状態になること。そのまま人生を変えるきっかけとなることもあると思います。僕自身は自覚していませんが、今の人生は、これまでに出会ったエンタメによって影響された面もあると思います。
ここで書いたことは、エンタメに限らないものだとも思います。でも、エンタメは「こうした効果を、作り手も受け手も意識・期待して関わっている」ということで、より有効なものだと思うのです。
■エンタメであればこその価値
そこで、エンタメだと有効になりやすいのはなぜか、を考えてみます。
・圧倒的な才能
エンタメの無い世界で生きていたら、一生出会うことがなかったような才能に出会える機会が得られます。素晴らしい物語・絵画・映像を作り出す人もいれば、「美」を具現化したような容姿をもっている人もいる。現実とは思えないような動作をできる人もいます。こういった人々が集まり、切磋琢磨しあう場が、エンタメ業界。
・個人ではたどり着けないレベルのアウトプット
エンタメの作品は、一般的な個人が集めるのはものすごく困難な規模の手間(時間、コスト、等々)をかけて作り上げられています。
・日常的に結びつける仕組み
才能を多くの手間隙をかけて結集させた作品を、世の中に伝播させる仕組みも揃っています。新聞雑誌やTVで新鮮な情報を、パッケージ化されたものによっていつでも過去の作品を。きちんと流通させる仕組みがあることで、「大木が切り倒されたけれど、誰もその音を聞いていない」といったことにならないようになっていると思います。
普段の行動で手が届く範囲では手に入れがたいもの、そうしたものに接する機会を飛躍的に高めてくれるのがエンタメだと思います。それに伴って、前述の効果を得る機会も高まる、と。このあたりが、エンタメという分野が存在する「エンタメならでは」の部分ではないでしょうか。
ちなみに、新しい技術を中心として、才能や作品の質、発表の場所など、ここに挙げた内容は個人への裾野が広がっているとは思います。それでも、エンタメの世界で活躍している人の価値が下がるものではないと思います。ピラミッド的な構造がいびつ(底上げと上部の膨らみ)が起きることはあっても、最上層部の形は変わらないんじゃないかと思うのです。イチローや羽生善治が、とある瞬間に大量に存在することは、難しいだろう、というのが個人的な意見です。
むしろ、最上層部の凄さを理解できる度合いが高まり、かえって価値が高まるかもしれない。そんな期待もしてみたり。
■知恵市場での「エンタメ系」とは?
さて、ここまでいろいろとエンタメについて考えてみましたが。
では、このエンタメについて、知恵市場で書くにあたって、どういう内容を書くか。実は、今のところ、あまりはっきりしたイメージはできていません(^_^;
ただ、ここに書いたような思いがあるのは確かなので、それをどういうところを切り取って、どういう形で伝えることができるのか。そして、自分がどんな風に書いていきたいのか。
試行錯誤しながら模索し、読んでいただいた方にとって何かしらの価値を感じてもらえるようなものにできたらよいなぁ、と考えています。
■あらためて自己紹介
ここまですでに長くなりましたが、あらためて自己紹介です。
「エンタメ系」のなかでも、自分にとって中心になっているのは「お笑い」と「映画」です。
お笑いについては、小さなころから見ていた記憶があります。お笑いスター誕生やドリフ、ひょうきん族。そして、とんねるず・ウッチャンナンチャン・ダウンタウンへ。この頃からは意識的に興味を持つようになりました。しばらくの期間はテレビばかりでしたが、この数年になってからは、ライブも観にいくようになりました。テレビもライブもそれぞれの良さがあります。
映画は、この数年の間に観るようになりました。それ以前はほとんど見ませんでした。テレビドラマを観ても映画はあまり興味が無かった。しかし、たまたま友人に連れて行かれたことで、映画館への抵抗が薄まり、観にいくようになりました。昨年からは、一気に本数を増やし、テレビやDVDで観たものも含めると100本近くになります。今年も同じくらい見ようと思っています。
他にも、バラエティーやドキュメンタリー、スポーツなんかも面白いです。一方で、音楽・ダンスといった分野は接する機会が比較的少ない部類に入るかもしれません。「エンタメ系」の中でも偏りはあるものです・・・(^_^;
いろいろと書きましたが、自分自身の整理も含めて、スタンスや方向性を考えてみました。こんな感じですが、今後ともよろしくお願いいたします(^_^
(by stky16)
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■コメント
エンタメ系では、音楽や映画、本はけっこう好きなんですが、お笑い系は完全にテリ外のpacoです。
という意味でいうと、ぜひお笑い系についていろいろ書いていただきたく。
個人的には、宇多田ヒカルの「KEEP ON TRYIN'」に「10時のお笑い番組 仕事の疲れいやしても ひとりが少しやになるよ」という歌詞が気になっています。
お笑いをよく見る人にとって、何がお笑いの意味や価値なんでしょう?
投稿者: paco@知恵市場 | 2008年4月 5日 21:47
> pacoさん
> お笑いをよく見る人にとって、何がお笑いの意味や価値なんでしょう?
なかなか難しい質問ですね(^_^;
ぱっと思い浮かぶのは「そこに山があるから」と同じ感覚が大きいです。好きなものは好き、という。
もうちょっと考えてみると、
?ストレスの発散
笑うことの効果は医学的なニュースもよく耳にしますし、何よりも実感が大きいです。
?インスピレーション、刺激
お笑いでも他のエンタメ分野と同様に「発想」と「技術」があり、かつ日々生み出されていると思っています。そこから得られるものは、日常の会話や仕事の場にも通ずるものもあります。
?頭の整理
??の結果という面もあると思いますが、お笑いで楽しんだあと、気がつくと頭がすっきりししていることがあります。特に大笑いしたとき。睡眠での記憶整理と似たような感覚というと近いかも。
ここに挙げたものは日常生活でも得られそうなものもありそうですが、やはり生業として磨き繰り返している方々のチカラというのはすごいです。このあたり、音楽・映画・書籍と同様に、個人活動とプロとの違いとまったく同じ構図だと思います。
お笑い関連のエントリー、了解しました(^_^
投稿者: stky16@知恵市場 | 2008年4月 6日 14:30