2008年04月19日 |
(by paco)ロシアは恐怖政治に逆戻り |
Global Eyes |
(by paco)ロシアは、次第に、というか確実に恐怖政治に逆戻りしています。
以下の新聞休刊のニュースは明らかに「皇帝プーチン」の逆鱗(げきりん)に触れた結果でしょう。ロシアではここ数年、メディア関係者の暗殺が続いていて、リトヴィネンコ(元ロシア諜報部員)が毒殺され、チェチェン紛争を告発し続けた女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤも暗殺されました。ほかにも言論弾圧、政敵の暗殺など、数知れずあるようです。
ロシアという国家が成立したのは、15世紀後半のモスクワ大公国からと言われていますが、正式には18世紀に成立したロマノフ王朝です。ロマノフ王朝はその後、20世紀初頭のソビエト革命で滅亡するまで、強力な絶対王朝として市民を圧迫し続けてきました。その反動から生まれたソビエト政権も結局、共産党独裁の恐怖政治に変質し、1991年の崩壊まで続きます。ソビエト政権が崩壊し、民主化されたものの、国内は混乱し、これを立て直したのがプーチン政権で、政治的経済的混乱は解消しました。しかし、その背景に派生的の排除、暗殺、メディアの圧迫があることが、明白になってきています。
反プーチン派は暗殺されなくても、多くがシベリアの収容所送りになっているという話もあり、ソビエト自体から続く政治弾圧体制が完全に復活しているようです。
ロシアという国は、政治的自由を制限し、政治犯を生み出さないと政権が維持できない国なのでしょうか。幸い日本は、かなり自由な体制なので、僕としてはロシアに生まれなくてよかったなあと思いますが、これから、中国、ロシアなどユーラシア国家が台頭してくる中で、日本がどういう国家として生き残っていくのか、周辺国の動向をよく見ておく必要があります。
ちなみに中国も、建前上からも言論の自由がない国なので、もちろん報道の自由もありません。
▼asahi.comより
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プーチン氏の否定直後、休刊 再婚説報道の大衆紙
2008年04月19日22時00分
【モスクワ=大野正美】ロシアのプーチン大統領(55)が新体操のアテネ五輪金メダリストのアリーナ・カバエワさん(24)と再婚すると報じた「モスコフスキー・コレスポンデント」紙が18日、プーチン氏が報道を否定した直後に、休刊した。
ネホロシェフ編集長は同時に辞任、直前まで再婚説の記事を載せていたネット版も停止された。同紙を所有する国民メディア社は「刊行費が巨額すぎるのと、新聞の作り方に対する我々と編集部との考え方の違い」を理由とし、再婚報道との関係を否定している。
だが、12日に再婚説を報じた後、カバエワさん側が要求した記事の取り消しを編集部は「必要ない」と拒否してきただけに、プーチン氏の否定を受けての休刊は論議を呼びそうだ。
同紙は、モスクワの市民向け大衆紙として昨年9月に発刊された。再婚説はプーチン氏が今年2月にリュドミラ夫人との離婚手続きを取り、6月にカバエワさんと結婚式をあげるとの内容で、プーチン氏は18日、「一言として真実はない」と否定した。
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