2008年07月20日

(by paco)エコネタ200807 フードバンク

Environmental Eyes

(by paco)エコネタ、もうひとつ。

フードバンクというのをご存知ですか?

廃棄処分の対象になったものの、まだ充分食べられる食材を集めて、必要としているところに届ける社会活動です。

フードバンクを手がけるNPOのひとつ、セカンドハーベストをつくったのは、米国人で日本在住歴の長いチャールズ・マクジルトンさん。さんやでの野宿経験もあるという彼は、日本で、大量の食料が輸入されいているのに、同時に大量の食糧が捨てられている矛盾を感じ、この事業を始めました。もともとフードバンクのコンセプトは欧州や米国にあり、教会を中心とする慈善事業の中で、余った教会を協会などが集めて困っているひとに配るという活動がベースになっています。

実際にどんな食料が扱われているのでしょうか?

たとえば、輸送途中で箱が破けてしまったもの。中にはきちんとパッケージされた冷凍食品や果物が入っていて、食べることには問題がないことが確認できるのですが、売り物には出来ないのが、日本の潔癖な商習慣なんだそうです。こういった食材は、流通企業や輸入商社などが、廃棄物として有償処理(金を払って捨てる)しているのですが、これをセカンドハーベスト(フードバンク)に寄付すると、処理料が不要になってコストダウンが図れます。フードバンクではこれを必要としているところに自ら運ぶのですが、運び先としては、こんなところがあります。

まず、山谷などの日雇い労働者やホームレスなどの本当に困っている人たち。支援しているNPOや宗教団体などを通じて、配布されます。また孤児院や母子家庭、DVなどから逃れてきたシェルター施設など、食べ物を必要としているところと契約して、こういった施設などが必要としているものを選んで、スタッフ自ら届けるのです。

賞味期限が充分ある冷凍食品、保存が利くパスタやうどん、米、傷んでいるかどうかがすぐわかる柑橘類やミスで作りすぎてしまったパン。

セカンドハーベストだけで年間350トンを扱うというのですから、すごい。
食料を扱うビジネスの皆さん、未利用のまま捨てている食料はありませんか? 
こういったNPOに寄付するのも大切ですが、自ら寄付のための仕組みをつくり、運営するという方法もあります。

エコは、まず使い切りから。

投稿者 paco 13:55 | コメント (0) | トラックバック (0)

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