●ワハハ・ドイツ育児レポート:
環境大国ドイツに住むRieさんが、ドイツでの育児事情をレポート。育児のヒントがいっぱい!
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<カモミール> |
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<子どものおもちゃ選び >
スタッフRieが、ドイツで見つけたワハハな育児。今回は、子供のおもちゃと、 長〜いお友達になるからこそ知っておきたい、おもちゃ選びの視点について、 環境大国のドイツの事情を紹介しながら考えてみます。 ○ドイツで出会った木のおもちゃ 私がドイツに来てから気に入っているのが、≪木のおもちゃ屋≫です。 ドイツの木のおもちゃは、植林した木の不要な部分、つまり≪間伐材だけ≫を 使っていて、種類も豊富。木という資源をムダに使っていないのですね。それ だけを扱っている玩具店というのが、あちこちにあります。そして息子にも「 初めてのおもちゃは木にしよう!」と思っていました。 しかし「これのどこが面白いの?!」と思うほどシンプルな形が多く、球が連 ねてあるだけの物、首輪と腰輪をしてる芋虫クン、直径10cmくらいの輪に小さ い輪が3本通してある噛みリングetc.「どうしてこういう形なんだろう??」と ナゾを持ったまま説明を読んでみたら・・・「なるほど納得!この形、この素 材!」のおもちゃだったのです。 ○おもちゃは、地球にも子供にも安心でなくちゃいけない 環境問題へ取り組みだけでなく、おもちゃの材質基準も厳しいドイツでは、子 供用おもちゃには環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)の使用が厳しく制限 されていて、次世代への人体や環境への徹底した配慮を感じます。そのため木 のおもちゃに使われている塗料は、≪天然色素≫だけ。赤・青・黄・緑の鮮や かな色も、赤ちゃんがベロベロとなめても噛んでも大丈夫な色だけが使われて いたのでした。 * 環境ホルモン:体内に入るとホルモンの働きを乱し、生物の内分泌系 を壊す疑いのある化学物質のこと。EUでは、塩化ビニ ールなどのプラスチックを軟らかくするために、よく 添加される、フタル酸エステル類(フタル酸化合物)の うち6種類を、環境ホルモンであることを理由に、乳幼 児用品・玩具への使用禁止としています。 また素材だけでなく、形にも安全基準があります。おしゃぶりチェーンのよう に木球が並んでいるものは、絶対に体にからまって怪我することがない長さと 決まっているし、噛みリングのように口に入れることがハッキリしているおも ちゃは、さらに丁寧に木肌を整えて仕上げます。また仕上げのツヤ出しのワッ クスは、化学物質ではなく、≪蜜ろう≫!!という念の入れよう。このこだわ りに、私は一気に参ってしまいました(笑) ○自然素材のおもちゃ+ひと工夫おもちゃ いくら安全なおもちゃとは言っても、おもちゃはそんなに数を買いたくない。 あるものをいろいろ自分で工夫して遊ぶようになって欲しいから、「長く使え て、融通の利くものを」とお店の中をウロウロ。(でも、これがまた楽しいの よね〜♪) そして初めに買ったのが木製ジム。それにうちで要らなくなったCDを(失敗し たCD-Rや雑誌の付録のCDって、結構ありませんか?これに光があたると七色に 反射するので、喜ぶんですよ〜!)ぶら下げてみました。これは数ヶ月たって もいまだに彼の大好きなおもちゃです。ジムは応用が利いていい買物でした♪ ・・・これを書いている横で、8ヶ月の息子は今日も元気に遊んでいます。最 近のお気に入りは「家中探索」、そして最新のお気に入りになった羊毛フェル トでできた馬のおもちゃを「かじる」こと(笑) この馬は、馬の頭に1mくらいの棒がついているもので、子供がその棒にまたが って「パカッ、パカッ」と乗馬ごっこをする、一人に一頭?(まあ、そのくら いポピュラー)のおもちゃなんです。 これから長〜いお友達になるはずなんだけれど、彼の「大好き!噛み噛み攻撃 〜!」に持ちこたえられるかが、ちょっと不安・・・でも、こうやって、な・ ん・で・も 触って口に入れるのだけれど、自然素材のおもちゃなら、化学物 質の心配がないので「思う存分おやりなはれ」(笑) また木製ならいつか捨てる場合にも、塩化ビニール製おもちゃのようにダイオ キシン問題もない、そう考えると、たかがおもちゃ、されどおもちゃ。毎日遊 ぶ物だから、大切な我が子に、そして自然にも優しい自然素材のおもちゃを、 これからも選んでいこうと、お財布を眺めつつ(笑)思うのでした。 ○フタル酸エステル類(環境ホルモン)の人体への悪影響について: 塩化ビニール製(プラスチック)のおもちゃに含まれる、フタル酸エス テル類(環境ホルモン)は、たとえて言えば"スポンジに含まれた水"。 そんな状態で製品中に存在しているので、何もしなくても空気中に出て きます。 特に歯固めなど、塩ビのおもちゃに触れて遊んだり噛むことで、圧力が 加わると漏れ出てくる率は高くなり、赤ちゃんや子供は相当な量の環境 ホルモンを口から直接取り込んでしまうことになります。 このことは、1997年にデンマークやオランダの政府が行った試験で明ら かにされており、普通に遊んでいるだけでも、子供はフタル酸エステル 類を、上限許容量以上に摂取してしまうということです。おぉ怖… ○木製のおもちゃだけが安全なの? でも木製だけのおもちゃが安全と言い切るわけではありません。プラスチック 製のおもちゃでも、魅力的なものがあるのも事実。私も(きっと、みなさんも ?)よく遊んだ「レゴブロック」。これは、もう少ししたら息子にも、ぜひ買 ってあげたいと思っているおもちゃなのだけれど、ネックは環境ホルモンでし た。 と・こ・ろ・が、メーカーのレゴ(本部デンマーク)は、1986年から、環境ホ ルモンを含む「脱塩化ビニール」(* 注)に取り組んでいたらしく、1991年には ほとんど脱塩ビを完了!おもちゃ部品の素材は、ほぼABS樹脂に替わっていると いうことです。 * 注:ゴミ焼却時に発生するダイオキシン対策として、パッケージの脱塩 ビからスタートしました。 1986年といったら世界のおもちゃ業界では、脱塩ビの先駈けです。おもちゃを ただの商品として考えているのではなく、それで遊ぶ子供たちへの配慮が、と ても感じられますよね。私もこれで安心して、レゴブロックを買ってあげられ ます♪ ○10月のドイツはクリスマス準備シーズン ドイツでは10月にはいると、もうクリスマスの準備が始まります。息子の誕生 祝いにいただいて嬉しかった自然素材のおもちゃ達。私も友人や親戚の子ども たちへの今年のクリスマスプレゼントは、自然素材のおもちゃにしよう!と今 からお店巡りの予定を組んで、楽しみにしています♪ ○参考サイトの紹介です そんなRieが大好きなドイツの木のおもちゃたち。日本でも買える通販サイトと 環境ホルモンや地球環境にかかわる参考サイトをご紹介します。 ひつじや<通販サイト> グリーンピース ジャパン ゼロ・ダイオキシン・キャンペーンのための「おもちゃキャンペーン」 東京都環境局<環境ホルモン> エコロジートピックス環境ホルモン 環境ホルモンに関する本の紹介サイト レゴ(ただし英語のみ) Somebody has some ideas that you need now. text by Rie ----------------------------------------------------------------------○
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